連休後半の真っ只中、昨日は朝から淡路島へ。
昨年竣工した、築100年の古民家を再生したお宅へおじゃまして、先日の地震後の状態を確認・点検してきました。
こちらのお宅があった場所は被害が大きかった地域からは少し離れていたためか、気になるような損傷はほとんど見られませんでした。
報道では震度6弱の揺れだったので、地震直後にメールで施主様から事なきの連絡を頂いていたとは言え、筋交いも入れていない石場建て伝統構法の再生古民家がどうなっているか(特に土壁が)、自分の目で見るまでは不安でしたが、ようやく確認できてほっと一安心。
建物外観。
まず外部をひととおりぐるっと回って点検しましたが、特に目立った損傷は無いようです。
点検の後、奥様が出して下さった柏餅をいただきました。
ダイニングテーブル脇には、食事中に庭のもみじが楽しめるようにと、低めの位置にこんなピクチャーウィンドウを作っておきました。
窓の前は奥様が育てていらっしゃるハーブなどの鉢植えがいっぱい。
とってもいい雰囲気でした。
ダイニングテーブル脇の植木鉢。奥様も、この家は住んでいていろんな楽しみ方が出来るのですごくうれしい、と仰って頂きました。
再生前は接着剤まみれで塩ビシートの下地になってしまっていた松の幅広床板。
大工さんが一旦取り外し、きれいに削り直して仕上げてくれたおかげで、素晴らしく生まれ変わりました。
施工は地元淡路島で丁寧な仕事を重ねておられる、総合建築 植田さん。
信頼できる工務店さんです。
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