月別アーカイブ: 2012年7月

2階内装工事ほぼ完成です/兵庫県淡路市古民家再生・耐震改修工事

毎日暑いですねぇ・・・。

僕は暑いのが苦手で、溶けそうです。

今年は夏休みをとって田舎に潜伏しようかな・・・なんて、かなり本気で考えてます。
寒いのは全然堪えないんですが、暑いのはどうもダメです。

 

さてそんな中、日曜日には淡路のT様邸現場へ行って打合せをしてきました。

2階はもうほとんど出来上がってきていて、これからクライアントのT様が内装壁塗りに着手するところです。

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幾重にも重なった小屋組みの丸太が、なかなかいい味出してます。
丸太がきれいに見えるのも、施工者である総合建築・植田の職人さんたちが今回張ってくれた、杉の天井板の仕事がていねいなおかげです。

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1階の床には、刻まれた階段の側桁が伏せられていました。
今回はストリップ階段という、蹴込板(けこみいた)が無い形の階段です。

すっきりした仕上にするために、側桁に彫る穴の納め方も、大工さん達と議論を重ねました。
所々に地獄ホゾを仕込んで側桁が広がるのを抑えよう、ということになり、このような仕事になりました。
今から出来上がるのが楽しみです。
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古民家再生工事が着工しました/丹波市古民家再生・耐震改修工事・2世帯住宅

今月初旬から、兵庫県丹波市で築後約80年を経たY様邸・古民家の再生工事が始まりました。

現在は解体工事が進んでいます。
解体工事の対象となるのは、主に後年増築された部分の内装や、傷んできた床組み材の部分です。

どの現場でもそうなのですが、内装部材を撤去すると、これまでのこのお宅の変遷が見えてきます。

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黒く見えている部分上の画像で黒く見えている部分は創建当初のものと思われる構造部材。
一方、白木の無塗装木材は後年増築したと推測される骨組みです。

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上の画像はDKの小屋裏の写真です。
屋根の野地板が一部新しい板で葺きかえられているのは、おそらくどこかの時点で雨漏りがあったようです。
軒桁や梁の一部に傷みが見られると共に、それを補強するための措置がとられていました。

今回の工事で傷んでいる部材の取替えや補強工事などもきちんと行います。

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今回工事を担当して下さるのは、兵庫県西脇市の有限会社すぎもと工務店さん
社長の杉本さんは、日本民家再生協会の仲間です。

杉本さん、これからよろしくお願いします。
ほぼ毎週、木曜日にクライアントのY様ご夫妻も交えて、定例現場打合せ会議を行っていく予定です。

今後、ちょこちょこご報告していきますのでどうぞお楽しみに。

 

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