2013/06/06(木)に、兵庫県川西市内にお住まいのk様邸へおじゃましました。
東風で作らせてもらった建物を実際に見ていただく目的で、伊丹市内に新築住宅を計画されているお客様をご案内したのです。
見学を快く受け容れて下さったk様のお宅へお邪魔したのは数年ぶりでしたが、楽しみながら住まわれている様子がひしひしと伝わってきて、こちらもとっても嬉しくなりました。
竣工当時は高いブロック塀で囲われていた裏庭。
竣工後7年経過していますが、その間にご主人がブロック塀を撤去され、石を埋め込んで手摺を作り、緑豊かな坪庭を作っておられました。
リビングの真ん中にドンと立っている古材丸太を再利用した松の柱。
工事の最中に近所の解体工事現場へ行って譲ってもらってきた柱ですが、童謡に歌われる歌詞そのままに、お子様の成長の証が刻まれていました。
古材丸太の柱を磨く作業は、こんな風に当時はまだ小さかった息子さんたちも一生懸命手伝ってくれました。
(↑撮影:k様ご主人)
リビング掘りごたつのすぐ脇にある裾窓には、かわいらしい生物の置物や貼り物(?)がそこかしこにありました。
築35年の中古住宅を購入され、リフォームしたお宅です。
建築の作り手として一番嬉しいのは、一生懸命つくった建物が住まい手のご家族に愛されていることがわかった瞬間です。
奥様やご主人の言葉の端々や、家のそこかしこに置かれている家財・小物などから、そういった気持ちを感じます。
この仕事をやっていてよかったなぁ、としみじみ感じるひとときです。