昨日、東風事務所へ来所して頂いたお客様に外壁の材料を説明したくて、予告もなしに突然クライアントのi様宅へお邪魔しました。
外壁だけちょっと見せてもらうつもりだったので、もちろん中にはお邪魔していませんが、アポ無しでいきなり言ったのにも関らず、竣工してから7年経った玄関前はこんなにイイ感じになっていました。
左が竣工時(2006年)、右が昨日(2013)の状態。
いきなりのアポなし訪問だったのにもかかわらず、こんなにきれいに住んで頂いていて、すごく嬉しかったです(泣)。
住み手の i 様が大切に使ってくださっている思いが痛いほど伝わってきて、嬉しくて嬉しくて(涙)。
このお宅は僕が独立して数年後、ようやく下請けではない自分の仕事をやらせてもらえるようになったころの設計・施工工事です。
築40年の中古住宅を i 様が購入されて、設計+施工を当事務所で手がけさせていただいたリノベーションでした。
2005年から2006年にかけての工事です。
上の写真は、玄関の3枚引き違い戸足元を写したもの。
庇の出も小さいので、雨はかかりまくりだと思うのですが、雨を吸い上げて汚れたような雨染みもほとんど無く、きれいに手入れして下さっている様子が感じられ、恐れ入りました。
建具は吉野杉の赤身(追い柾・葉節入り)を使っています。
並べられたプランターとグラウンドカバーの緑(龍のヒゲ?)がとても目に優しいです。
上の写真が購入時(改修工事前)の中古住宅(築40年)外観写真です。
建物の外形はほとんど変えていませんが、外壁は全面やりかえています。
竣工時の内観はこんな感じです(↓)。