昨年末から古民家再生工事に着手している、川西市・K様邸。
12月に内装の解体工事を途中まで終わらせたあと、施主のK様
ご夫妻による煤落とし作業(※コスト削減のため)を年始早々に
やって頂き、1月後半から本格的な工事に着手しました。
以下の写真は、さてこれから既存の床を全面的に解体していくぞ~
という直前の段階で撮った写真です。
↓ 玄関付近から屋内を通じて庭の古い石垣を見通したところ。
この家は、この石垣がすっごくいいんです。
これをうまく活かしてあげられるように設計します。
↓ 玄関付近から、ダイニングキッチンとなる部屋の方向を見たところ。
松の1尺角の大黒柱は無残にも白蟻に食われてしまってひどい状態です。
これは根継ぎして直します。
↓ 大黒柱を反対側から見たところ。
新しく据える対面型のキッチンからはちょうどこんな角度で室内が見えます。
上部は吹き抜けになるので、こんな感じで小屋組みの構造材が見える予定。
↓ 2階は背の低いツシになっています。
木瓜型の虫籠窓はもちろんちゃんと残しますよ。
これから少しずつ現場の様子をご報告していきます。
どうぞお楽しみに。
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