淡路島 リフォーム」タグアーカイブ

淡路島で再生した古民家の完成動画を公開しました

当社で設計させて頂いた、淡路島の古民家再生工事。

工事は2017年に竣工しているのですが、その当時に
撮影していた動画の編集がなかなかできないまま
だったのですが、ようやく完了したのでYouTubeに
アップさせて頂きました。

ご興味のある方に観て頂けると嬉しく思います。

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大阪府池田市/O様邸耐震改修+リフォーム工事 完成しました

2013年2月から取り掛かっていた、築20年の住宅リフォーム工事が完成し、お引越しを済まされました。
引渡し前日に写真を撮ってきましたのでお披露目します。

今回の建物は、設計が堀田憲祐様+Structured Environment様で、
東風は施工のみ担当させていただいております。

大工工事は沖本雅章さんが棟梁を務めてくれました。

外観写真に写っているように2400×2700の片持ちバルコニーを木造で作ったのが大きな特徴です。
施工する前は半信半疑でしたが、「これでこんなにしっかりするんだ・・・」と正直驚きました。

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淡路市 T様邸古民家改修工事の杉

ながらく更新が滞っておりました。

すみません。
相変わらず毎日あちこち走り回っていて椅子の温まる暇が無いのですが、何とかブログを更新していきたいと思っております。
これまではfacebookも読者専門でしたが、もうちょっと勉強してfacebookも更新していかねばなりませんね。
(でも、facebookはどう活用すべきメディアなのか?というところが 今ひとつ ピンときていません・・・)

 

ブログを更新していなかった間も、着々と現場は進んでおります。
(そしてもちろん、僕も現場を渡り歩いております)

淡路市のT様邸改修工事は、大工さんが1人でゆっくりコツコツと進めてきてくださっているので、かなりスローペースです。
2月に着工したのですが、4月に入ってようやく床を張り始めたところ。

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上の写真は来客用の部屋の 床板です。
厚み35mmの本実加工した杉板張り仕上げです。

工事契約の時には、【特一等材】という節がいっぱいあるグレードの並材で見積されていたのですが、たまたま材料屋さんが無節の板を入れてくれた(工務店さん談)とのことで、とてもきれいな板が張られています。

 

圧巻だったのが、2階の柱です。
契約時には杉の源平・小節程度でいいですよ、という設定だったのですが
実際に現場へ届いたのが吉野産赤杉の3方無地の柱たち。

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工務店さん、こんないい材料入れたら大赤字とちゃいますか?
と心配になるほど素晴らしい柱でした。
T様宅の現場には、2階にこんな柱が林立しています。

杉が大好きな僕としては、とっても嬉しい限りですが、クライアントのT様ご夫妻も大喜びでした。

 

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桧の足固め 雇いホゾ/兵庫県淡路市古民家再生・耐震改修工事

1月末から淡路島で築100年の古民家再生工事が始まりました。

昨日はその現場監理に行ってきました。

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1月に内部間仕切や床組み材などの解体・撤去工事は完了済みです。
床組を撤去して柱脚部をむき出しにしてみると、シロアリの被害が予想以上に大きく、その蟻害部分の補修と耐震補強の判断に苦心しました。

古民家のような石場建て伝統構法の場合、大きな変形と共に耐力がじわじわ上がっていく性格の耐震要素を設置してあげて、建物全体の耐震バランスを崩さないように補強することが最も重要です。

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上の写真は主な柱の足元間をつなぐ足固め(あしがため)と呼ばれる部材を設置している状況です。

既存の建物にはほとんど足固めが残っていなかったので、今回の改修工事に際しては、全面的に柱脚部を補強していきます。
足固めに用いている木は桧。
断面寸法は4寸×6寸で、雇いホゾ+丸込栓で柱と柱の間に設置しています。

なかなか手間のかかる大変な作業ですが、これをきちんとやってあげないと構造体がフレームとして完結せず、上部構造の耐力もきちんと発揮されないのでとても重要な工程です。
この現場を施工して下さっているのは、地元・淡路島の総合建築 植田さんです。

現場担当の大工さんは佐藤さんという方で、個人的には親近感があります(笑)。
総合建築 植田のみなさんは建物づくりに対する姿勢がとても素晴らしく、なかなか良い感じで現場が進んでいきそうです。

 

今月からは現場もあちこちで動き始めます。
上記の淡路市の他に、尼崎市で現在基礎工事が進行中、明日からは京都でまた別の新築物件が着工します。
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