改修 リフォーム」タグアーカイブ

改修工事をしながら部分使用/丹波市古民家再生・耐震改修工事・2世帯住宅

まさに晩秋という言葉を実感するようになってきました。
日に日に寒くなってきますね。

現在、兵庫県丹波市で改修工事中のY様邸では、これまで仮設のユニットバスをお使いいただいて入浴をして頂いておりましたが、今週からお風呂と洗面所だけは竣工に先立ってお使いいただけるようになりました。

今週現場に行ったら、なかなかいい感じの洗面所に仕上がっていたので、すでにお荷物が入ってしまっていますがちょっとだけ写真をご紹介します。

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カラフルなタオルがかわいいですね。

床は杉の無垢材フローリング(厚み30mm)張り仕上げ。
洗面器はカクダイという会社の陶器製洗面器に合わせて、現場で大工さんに桧で脚を作ってもらいました。

壁面のタイルは東風スタッフのOさんが考えて、100mm角の白いタイルと25mm角のモザイクタイルを交互に並べて貼って欲しい、とタイルを貼ってくれた左官屋さんにお願いしたものです。

左官屋さん、普通のようにちゃっちゃと貼るわけに行かず、なかなか苦労されたことだろうと思うのですが、おかげさまで楽しげな雰囲気になりました。
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竹小舞下地に荒壁をつけました/丹波市古民家再生・耐震改修工事・2世帯住宅

兵庫県丹波市内で進んでいる、Y様邸古民家再生工事。

今週現場へ行ったところ、すでに編めていた壁の竹小舞下地に荒壁(あらかべ)がつけられていました。
荒壁とは、下塗り用の土です。

下の画像は、塗りつける前に現場内で寝かせて熟成(?)させている壁土の様子です。

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今回の荒壁は、古民家を解体した際に出てくる古い壁土を残しておいたものを使っているため、真新しい土だけを練って置いておく場合に比べて、こなれるのが早いです。
色もすぐにグレーに変色していました。

 

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上の写真2枚は、荒壁を片面だけつけた壁下地(裏側)の状態。
写真だけではちょっとわかりにくいですが、竹と竹の間から、塗りつけられた壁土が少しはみ出しています。

下の写真は、塗りつけた面を撮影した写真です。
良くこなれた土なので、色がすっかりグレーになっています。

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荒壁表面の様子(↓)

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今回片面のみ塗りつけた荒壁が乾燥したら、次に裏返しといって反対側から荒壁を塗りつけます。
おそらく裏返しができるのは3週間くらい先かな。

その時に塗りつけるための荒壁用の土が現場内のプールに仕込まれていました(↓)。

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この土も解体工事の際に出てきた古い土を使っているそうですが、この土は練り合わせてからまだ1日しか経っていないそうなので、普通の土の色をしていました。

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塗り壁と富士山と三日月/神戸市I様邸リフォーム・耐震改修工事

神戸市内で工事が進んでいるI 様宅。

施主のI 様ご夫妻が夏から塗り始めた内装壁もついにほとんどの壁が仕上り、左官工事も完成間近です。

この週末に現場へ行ったら、キッチンとリビングを隔てる垂れ壁の裏側(キッチン側)に富士山と三日月が描かれていました。

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ご主人が余った材料で埋め込まれたそうですが、施した場所も間合いもセンスが良くて感心しました。
左下垂れ壁下端に見える黒い点のようなものは、昇らんとしている朝陽だそうです。
(実際は茶色と赤のタイルが使われています。)

 

調理師免許を持つご主人。

新居でのお料理がこれでさらに楽しくなりそうですね。

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雨水の途/兵庫県丹波市古民家再生・耐震改修工事・2世帯住宅

数年前より兵庫県の丹波市で古民家再生のご相談を受けていて、現在間取りの計画中です。
現在、3件の古民家再生物件のご相談を頂いていて、来年は古民家再生物件が多くなりそうです。

築後約100年ほどを経ていると思われる建物ですが、台風の日に打合せで伺った折、玄関先の軒先でふと足元に目をやると、樋の排水がこんな風になっていました。

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原始的でとてもいいなぁ・・・と思い、撮った写真です。

今でこそ下水が道路の下に埋設されていますから、樋は雨水専用の宅内埋設配管を経て放流されますが、昔は下水など整備されていませんでしたから、どこの家もだいたいこんな形で流して処理していることが多いのです。

なんだかちょっとほっとしませんか?
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外部足場が外れました/神戸市I様邸リフォーム・耐震改修工事

毎日毎日、メチャメチャ暑い日が続いていますが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?

気象庁が何と言おうと、僕は
「絶対に梅雨はすでに明けている!!!」
と信じて疑わないのですが、あなたはどう思われますか?

この時期、特に外仕事の職人さんたちは大変です。
地獄のような毎日でしょう。
屋根屋さん・左官屋さん・基礎屋さん・植木屋さんなど、本当に心配です。
体調管理には充分気をつけてください。

 

さて、神戸市で工事中の I 様邸現場では、昨日ついに外部足場が解体撤去されました。

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軒が深くて下屋が大きな、落ち着いた感じになりました。
国道沿いに建っているお宅なので、歩道を歩いている近隣のみなさまがしげしげと見上げて下さいます。

内部は、2階の下地工事が90%完成し、1階の内装下地工事が進んでいます。
来月の後半(?)からは、クライアントのI 様ご夫妻が現場にやってきて、内装の壁塗りが始まる予定です。

竣工は10月ごろでしょうか。

 

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湯冷めしないための保温/神戸市I様邸リフォーム・耐震改修工事

下の写真は、神戸市の現場に先週搬入・設置されたユニットバスです。

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外から写しているので、大変味気な~い絵になってしまい恐縮なのですが、右下の部分に浴槽のお尻がちょこっと写っているのがわかりますか?
拡大するとこうなります(↓)

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よく見ると、浴槽が発泡スチロールで覆われているのがわかると思います。

ご存知の方も多いと思いますが、数年前から、
「浴槽に張ったお湯が湯冷めしないように」
という意図で、ユニットバスメーカー各社が浴槽の保温巻きを行っています。
(オプションの場合もあります)

今のライフスタイルを反映しているような商品ですね。

 

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