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薪ストーブの焚き付けづくりに便利なキンドリングクラッカー

朝、薪ストーブに着火するときには焚き付けが必要になります。

キャンプで飯ごう炊さんをされた時や焚火をする時のことを思い出してもらえればおわかりかと思うのですが、いきなり太い薪には火が付きません。

最初は新聞紙などの着火剤に火をつけて、それが細い焚き付け材に燃え移り、太い薪に火が付くのはそのあとですよね?

薪ストーブもそれは同じで、いきなり太い薪に火をつけるのは無理です。
そのため、着火時には薪以外にも焚き付け材を用意しておく必要があります。

焚き付け材は、小割にした針葉樹が便利です(上の写真の右半分)。
針葉樹は広葉樹に比べて細胞内に空隙を多く含むため、比重が軽くて火付きが良いのです。

下の写真は、燃料用の広葉樹の薪です。
これは樫(かし)の木で太さは9㎝あります。

下の写真は焚き付け用材で、小割にしたヒノキ。
太さは3㎝くらいです

この焚き付け用材は細くないと火付きが悪いので、細かく割っておく必要があります。
昔から木を小さく割るときには、片手で扱えるナタを用いるのですが、このナタで木を細く割っていくときにケガをされることが多いのです。

ちょっと指先を切って出血してしまった・・・ぐらいならまだ良いのですが、骨折したお客様のお話なども聞きます。

そんなことにならないように、安全でだれでも簡単・便利に小割ができるのがキンドリングクラッカーです。
どんなものか説明するのに、実際の作業を動画に撮影してみましたのでご覧ください。

東風の事務所でももちろん毎日使っていますし。お客様が薪ストーブを導入される際には、必ずお奨めしている商品です。

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薪ストーブで快適になりました♪/丹波市築80年古民家再生工事

昨日は、兵庫県丹波市のY様邸現場へ行っていました。
道中は雪が舞っている寒い日でしたが、家の中はすでに薪ストーブが大活躍していて、全然寒くありません。

今回の再生工事に取り掛かる前は、一部屋の建具を締め切った状態で灯油ストーブをガンガン焚いていても、まだうすら寒いような感じでしたが、今は5部屋分の全ての建具を開け放って、焚いているのは薪ストーブ1台だけ。
「工事前と後とでは生活がガラッと変わってしまった。
ホンマに薪ストーブ入れて良かったです(喜)。」
というY様の声を聞くことができて、こちらもすごく嬉しかったです。

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玄関土間で活躍中の HAMPTON 社製薪ストーブ。

針葉樹もお構いなしでガンガン焚ける、頼もしいタフなストーブです。

昨日現場へ着いたときは、ちょうど奥様が床にオイルを塗られているところでした。

塗料として使用しているのは、塗りやすくて体にも安全なキヌカです。(↓)

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2階の子世帯の居間にも畳が敷かれ、少しずつ家具やおもちゃが入ってきました。

工事の前には低い天井が張られていて納戸としてしか使えなかった空間も
天井を取り払って梁を露出させたおかげで、明るく開放的な気持ちよい
空間になりました(↓)。

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暗くなるとガラス窓を通して中の光がこぼれてきます。
なんとなくほっこりしますね。

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こちらのお宅、4月に完成見学会を開催させて頂くことになりました。

また改めてお知らせしますね。
どうぞお楽しみに。

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