薪ストーブの焚き付けづくりに便利なキンドリングクラッカー

朝、薪ストーブに着火するときには焚き付けが必要になります。

キャンプで飯ごう炊さんをされた時や焚火をする時のことを思い出してもらえればおわかりかと思うのですが、いきなり太い薪には火が付きません。

最初は新聞紙などの着火剤に火をつけて、それが細い焚き付け材に燃え移り、太い薪に火が付くのはそのあとですよね?

薪ストーブもそれは同じで、いきなり太い薪に火をつけるのは無理です。
そのため、着火時には薪以外にも焚き付け材を用意しておく必要があります。

焚き付け材は、小割にした針葉樹が便利です(上の写真の右半分)。
針葉樹は広葉樹に比べて細胞内に空隙を多く含むため、比重が軽くて火付きが良いのです。

下の写真は、燃料用の広葉樹の薪です。
これは樫(かし)の木で太さは9㎝あります。

下の写真は焚き付け用材で、小割にしたヒノキ。
太さは3㎝くらいです

この焚き付け用材は細くないと火付きが悪いので、細かく割っておく必要があります。
昔から木を小さく割るときには、片手で扱えるナタを用いるのですが、このナタで木を細く割っていくときにケガをされることが多いのです。

ちょっと指先を切って出血してしまった・・・ぐらいならまだ良いのですが、骨折したお客様のお話なども聞きます。

そんなことにならないように、安全でだれでも簡単・便利に小割ができるのがキンドリングクラッカーです。
どんなものか説明するのに、実際の作業を動画に撮影してみましたのでご覧ください。

東風の事務所でももちろん毎日使っていますし。お客様が薪ストーブを導入される際には、必ずお奨めしている商品です。

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