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民家再生の手順―伝統構法の建築家【東風】/大阪、京都、兵庫、東京

民家再生やリフォーム・改修工事の際の手順や、調査・検討項目などHEADLINE

1. 基本調査業務

 区分 所用期間 番号  作業内容・調査項目
 1. 基本調査 1ヶ月  1  間取り・建物配置などに関する平面寸法を採寸
 2  断面高さ・屋根勾配などの断面寸法
 3  構造材の樹種・大きさ・組み方など
 4  仕上材・下地材などの構成材料
 5  築年数
 6  雨漏りの有無確認

2.詳細調査業務と耐震改修方針の検討 〜 3.全体設計

  区分  所用期間 番号  作業内容

 2. 詳細調査と
   耐震改修方針
   の検討   

平行して進める
延べ5ヶ月

1  腐朽・蟻害状況の把握と確認 (特に浴室周辺)
2  傾き・沈下状況の把握
3

 地盤調査
 (サウンディング実施、周辺ボーリング調査データの収集)

4

 耐震要素の分布状況把握
 (土壁、差鴨居、足固めと基礎など)

3. 全体設計
  (基本設計
  〜詳細設計)

1  構造を活かす間取りの提案
2  通風と採光計画
3  プライバシーをどう考えるか
4  断熱・遮熱と冷暖房機器の方針確認と提案
5  仕上材の検討・選定
6  住宅設備機器の選定

4. 見積業務

 区分 所用期間 番号 作業内容 
4. 見積  約2ヶ月  1  1〜3 社による見積を行う
 2  見積後、施工者決定
 3

 決定した施工者と協議の上、予算に合わせた仕様変更
・見積修正を行う

 4  着工準備

5. 施工監理業務

 区分 所用期間 番号 作業内容 
 5. 施工監理 約4〜6ヶ月  1

 週1回の頻度を目安に現場の進捗状況に合わせて、現場で施主・施工者との協議を重ね、必要な場合は設計変更を行う

 2

構造軸組みの詳細把握、仕口の状態把握
 (要撤去部分 解体工事完了後)

 3

足固め・床組材の取替について最終判断
 (要撤去部分 解体工事完了後)

 4

通し柱の補強・添え柱の必要性最終判断
 (要撤去部分 解体工事完了後)

 5  耐震改修・構造補強工事の実施・確認
 6

 外装各所防水性能の確認
(主に外壁・屋根・樋・窓まわりなど)

 7  断熱工事状況の確認
 8  内装仕上工事状況の確認
 9  設備工事状況の確認
 10  完成

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