カテゴリー別アーカイブ: 神戸市I様邸 築40年リフォーム・耐震改修工事

神戸市内で築後40年を経た木造住宅の全面リフォーム&耐震改修工事です。

【オマチスト向け】百楽門の酒蔵見学&酒米・雄町収穫体験/少人数限定ツアーのご案内

奈良県御所市内で、雄町(おまち)という酒米だけを使って酒づくりをしている、葛城(かつらぎ)酒造の銘酒・百楽門(ひゃくらくもん)。

日本酒好きの方の中には、この百楽門の熱烈なファンが多くいらっしゃいます。
オマチストと呼ばれる、酒米・雄町の酒が好きな方々がいるんだそうです。

今回はこの百楽門を多面的に味わい尽くす、小人数限定の特別なツアーが企画されたのでご案内します。

葛城酒造 外観

葛城酒造さん(奈良県御所市)では、基本的に酒蔵見学を受け入れておられませんが、今回はツアーの趣旨にご賛同頂き、3~5名というごく小人数限定で、特別に酒蔵の見学をさせて頂けることになりました。

そして百楽門をつくるための酒米は、岡山県産の雄町(おまち)という品種なのですが、この雄町は岡山県外での作付けが認められていません。

しかしながら今年初めて、御所市内の杉浦農園/杉浦英二さんが試験的にごく小量の栽培を許可頂いて、今春に田植えをし、順調に育っています。

2021年春に田植えを済ませた水田/御所市伏見

このお米からお酒を造ることは認められていないのですが、百楽門を魅力を多面的に味わって頂くために、以下のようなツアーを企画して下さいました。

行程その1.百楽門の酒米/雄町の収穫体験&しめなわづくり

一般的な酒米の稲の1.5倍の背丈(デカイ!)に成長する雄町米。
(※上の写真は雄町ではありません。イメージです)
その稲を実際に収穫して頂いてから、その稲わらを使ってしめなわづくりをし、作ったしめなわは年始用にお持ち帰り頂きます。

その2.葛城酒造の酒蔵見学&試飲
    &百楽門を醸す古いまち/名柄を歩く

葛城酒造は、日本を代表する古道の一つ・葛城古道に面して建っています。
地元・名柄には江戸時代に建てられた古民家も多く残っている、趣深いまちなみがある地域です。

その3.杜氏・久保伊作氏の話を聞きながら
     地元の郷土料理&百楽門を味わう

やっぱり何といっても百楽門を味わうのが一番!
そして当日は葛城酒造の杜氏である、久保伊作氏のお話を聞きながら、地元で採れた食材でつくるおいしい料理とお酒を堪能できます。

夕食と宿泊は、苔庭を独り占めできる一棟貸し/東風の宿にて

ツアー料金、行程、申込先などは以下をご参照ください。

★御所の御神酒「百楽門」を探り求め
木造古民家・一棟貸しの宿で贅沢な一夜を

日程
第1班:10/23(土)~10/24(日)
第2班:10/24日(日)~10/25(月)

旅行代金
一人3万1000円(5名グループの場合)
一人3万5000円(4名グループの場合)
一人4万0000円(3名グループの場合)
※1日目のタクシー代(2日目は補助金活用)、食事代、体験料、旅行傷害保険代を含む

定員 各班先着1グループ(3~5名)※奈良県民限定
集合場所 近鉄御所駅の時計台前
行程
1日目
近鉄御所駅9:30
~伏見の棚田(雄町試験田で雄町米の収穫と ハザ掛け))
~さんろくカフェ(ランチ)
~葛城酒造(酒蔵見学、試飲)、国指定重要文化財の中村家住宅など古民家の町並み散策
~東風の宿(リノベーションされた木造古民家・一棟貸しの宿)でご宿泊
※夕食は百楽門とお酒に合う地元食材の郷土料理をご提供

2日目
名柄9:00
~高鴨神社、葛城の道歴史文化館
~葛城一言主神社
~片上醤油(醤油蔵見学、弁当昼食)
~九品寺
~近鉄御所駅14:00頃

お申込はこちらからどうぞ
Eco Resort御所郷(金剛葛城山麓地区農泊事業推進協議会)

2021.02.17 雪景色と高断熱住宅@御所市

今朝の奈良県御所市は、久しぶりにちゃんと積雪がありました。
朝8:00ごろから降り始めて、11:00前の時点でこんな状況です。

↑東風事務所 前庭の状況

↑プロパンガス小屋も雪化粧しました(笑)

↑もみじの枝

↑これが文字通りのユキヤナギ?

↑事務所の裏庭です。

ちなみに、今朝の08:00時点で外気温は0℃でした。
このぐらい冷え込んでくると、高気密高断熱住宅のありがたみが非常によくわかります。

今週末と来週末に、築45年の木造中古住宅を断熱改修した建物の体験見学会を開催します。
ご興味のある方は以下のページをご覧ください。

古瓦でつくる、雨落ちのある庭

奈良県御所市の民泊改修物件、造園工事を進めてもらっています。
造園工事を手掛けて下さるのは、いつもお願いしている京都市の池内さん。
今回の庭では、庇に樋をつけなかったので、雨落ち(あまおち)という雨水受けの排水溝みたいなものをつくってもらいます。
まずは掘削から。

雨落ち用溝の仕切り板として、和瓦を用います(下の写真)。
これは当社事務所の離れ棟の解体工事で出てきた古い瓦を残しておいたもの。
100年くらい経っているものなので、色ムラや古ぼけた感じがでていて、これが最後出来上がった時にじわっと効いてくるんです。
ほんのちょっとしたことなんですけどね。
でもそれでずいぶん印象が変わります。

古瓦はまだまだ自社でストックしています。
これからつくられるお客様のお庭で欲しくなった時に困らないように、と思って。

今回の現場では建物がL型に回り込んでいるので、雨落ちもL型に。
溝の両端に古瓦を立てて並べていきます。

↑ 雨落ちを渡るところの飛び石も設置して、石灯籠までの道ができました。
ところどころで石が瓦からはみ出しているのが効いてます。

今回据えてもらった石燈篭は、神戸市内に建っていた昭和初期の素晴らしいお宅が解体されるときに譲って頂いたものです。
しばらくうちの事務所で眠っていたのですが、ようやく日の目を見るときが来ました。
京都の著名な庭師(名前は伏せておきます)が戦前に作庭された庭で使われていたのですが、ちょっとユーモラスな感じのフォルムです。

今回、蹲(つくばい)には、高さのある立ち蹲(たちつくばい)を使うことにしてみました。
これは橋の杭のような形をしているから、橋杭型というそうです。

リビングから正対して庭を見たところ。
モミジがまだ小さくてかわいらしいのですが、これから少しずつ大きくなっていって、だんだんイイ感じになっていくのでしょうか。

来週は犬走りのたたきを仕上げていく予定です。
まだ少し先ですが、最終的には苔庭になります。
どうぞお楽しみに。

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世界に、300年先も美しい風景を

手漉き和紙を天井に貼る(経師)工事

奈良県御所市/中古住宅→民泊への改修工事。
1階の和室では天井紙貼工事が進行中です。

今回天井・壁紙として貼らせてもらっているのは、奈良県東吉野で福西和紙本舗さんが製作されている、宇陀紙(うだがみ)という手漉き和紙に、あけびで草木染めを施した淡いグレーの和紙。

貼って下さる職人さんは、奈良県桜井市の表具師・森本さん。
今回初めてお願いした方なのですが、とてもすばらしい職人さんで、今後もぜひご一緒したいなぁと感じました。

木製の道具(桶と刷毛)も使い込まれています。

和紙を置いて

刷毛で糊を塗り

細い桟木に載せて紙を持ち上げ、

前日、天井に打っておいた墨に合わせて紙を置き、

しわや空気を抜きながら刷毛でおさえて1枚ずつ貼っていきます。

上の写真中、赤矢印で囲まれた部分が1枚の大きさです。
和紙の四周は隣の紙と10㎜ずつ重ねています。
2枚の和紙が重なっている部分は、縁取りのように濃い色になっています。

もともと製作された手漉き和紙1枚の大きさは、横方向にこれの2倍の長さがあるのですが、今回の部屋の大きさなどを考慮して、小さめにカットしてから貼った方が美しく(バランスよく)見えるだろうという判断で、約半分にカットしてから貼って頂きました。

後日、同じ紙で壁も貼って下さるのですが、仕上がりがとても楽しみです。

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Cherry blossoms around Nara Japan 2020.03.29 奈良県御所市内の桜

コロナウィルスの影響で、外出を控えておられる方もたくさんいらっしゃると思います。
奈良県御所市周辺でも、桜がもうそろそろ満開の時期を迎えようとしていますが、外出を控えておられる方に、少しでも楽しんで頂ければ・・・という思いで昨日撮影してきた御所市内の桜の写真を掲載しておきます。

建築廃材を薪ストーブの燃料に

寒~い冬を楽しく過ごす道具の一つが、薪ストーブです。
単に暖房器具として有用なだけではなく、エアコンやファンヒーターにはない大きな魅力を薪ストーブは持っています。

大きな魅力とは「揺らめく炎を眺められること」

焚火が大好き♪という方なら、その魅力はおわかりでしょう。
パチパチとはぜる音を立てながら、ゆっくりと薪が燃えていく様を眺めるのは、なんとも豊かな時間の過ごし方です。

薪ストーブにはとてもたくさんの機種が販売されており、それぞれの機種ごとに優れた特性があると思いますが、当社で使っている薪ストーブは、ハンプトン(Hampton)というブランドのカナダ製鋳物ストーブです。

このハンプトンのストーブの大きな特徴は、杉・ヒノキなどの針葉樹を燃料としてガンガン使えることです。
ほとんどの薪ストーブは、針葉樹だけを燃やすことは薪ストーブを傷めることになるので避けるべきとされていますが、このハンプトンは針葉樹を遠慮なく燃やせる数少ない薪ストーブの一つです。
(もちろん、温度管理に注意は必要ですが・・・)

杉・ヒノキなどの針葉樹は主に建築用材として使われる木なので、建築現場では針葉樹の端材や解体材などがドンドン出てきます。

これらの端材・解体材はいわば
「もう使う用途がなく、ゴミ=産業廃棄物」
になってしまう場合がほとんどですが、それを暖房用の燃料として使えれば、
1.暖かい&眺めて楽しい♪
2.ごみを減らし、ごみの処分費も減らせる
3.地球に負荷を与えない
という一石三鳥です!

それでは実際にどんな感じで使っているのかをご紹介します。
下の画像が当社の薪棚です。

間口約4m×奥行1.2m×高さ2mの大きさです

もちろん、こんな(↑)広葉樹の薪もいくらかストックしていますが、建築廃材として現場から出てくる針葉樹の端材・解体材も燃料として薪棚に積んでいます。

たとえば、こんな杉の外壁下地用薄板(通称バラ板)の釘付き解体材↓でも、

釘もいちいち抜かずにたたき曲げる程度にして、ストーブに入るような長さに短く切り刻んで薪として使っています(↓)

下の写真は薪ストーブの横(室内)に置いている薪のラックです。
うちの事務所では、こんな風に(↓)薪のすべてが建築廃材だらけの時もしょっちゅうあります。

広葉樹に比べると、どうしても針葉樹は早く燃え尽きてしまうので、薪=燃料としてはもちろん広葉樹の方が優れています。
広葉樹100%で薪ストーブの燃料がまかなえるのであれば、それが一番良いと私も思っていますが、ごみとして処分されるだけの針葉樹の建築廃材を燃料として活用できるということは、薪ストーブを選ぶ際の大きなメリットの一つと考えてよいのではないかと思います。

地球にできるだけ負荷をかけずに、美しく暮らしたい・・・と思われる方には、ハンプトンの薪ストーブはおすすめです。

ハンプトンの薪ストーブを置いている薪ストーブ屋さんはあまり多くないので、もし見てみたいと思われた方は、当社事務所(築110年の再生古民家です)まで足を運んで頂ければご見学頂けます。

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薪ストーブでホントにかんたん焼き芋づくり

今年に入って何回かやっているのですが、薪ストーブで焼き芋をつくるととっても美味しくて、しかも簡単だということがわかりました。

薪ストーブユーザーのお客様からは
「ストーブを熾火(おきび)にしてから、ゆっくり焼くんですよ」
と聞いていたのですが、熾火にするということは、薪ストーブの温度が下がってしまうので、寒い日はなかなか焼き芋をつくってみる気がしませんでした。

しかし実際やってみると、そんなことは気にせずに、燃え盛っている最中にコロンと入れてしまっても全然大丈夫でした♪
温度としては200℃を超えていても、250℃くらいでも大丈夫です。

つくり方もとっても簡単♪
サツマイモを水洗いして、いきなりアルミホイルで包んで、ストーブの中に入れるだけ。
芋の大きさ・太さによって焼き上がりまでの時間は様々ですが、15~30分くらいほうっておけば、かってに出来上がります。

途中ひっくり返したりする必要もないし、ほんとうに何もせずほったらかし。
特に焦げることもなく、中まで火が通るのを串で刺してみながら確認しつつ、ひたすら待てば美味しい焼き芋のできあがりです。

土曜日には小さいお子様連れのお客様がご家族でいらしたので、お子さんと一緒につくってみました。

こんな感じでアルミホイルで包んだ4つのサツマイモをコロンコロンとほうりこみました。
しばらくすると出来上がりです。

こんな感じで、ほとんど焦げていません。
薪ストーブの楽しみ方が増えました♪
次は焼きリンゴにも挑戦してみようかと思っています。

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淡路島で再生した古民家の完成動画を公開しました

当社で設計させて頂いた、淡路島の古民家再生工事。

工事は2017年に竣工しているのですが、その当時に
撮影していた動画の編集がなかなかできないまま
だったのですが、ようやく完了したのでYouTubeに
アップさせて頂きました。

ご興味のある方に観て頂けると嬉しく思います。

鶴首鏝(つるくびごて)で細い壁の仕上げ

先日、大阪市内のS様邸古民家再生現場へ行った時のことです。
玄関正面の飾り床の下にある、細~い壁の仕上げを左官屋さんがしてくれていました。

osaka_entrance_01

上の写真の白矢印部分の細長い壁です。
(この写真では、あまりに細すぎてわかりませんね)

ここは壁が細すぎる&壁が凹んでいるので、普通の鏝(こて)が入りません。
しかも壁の一番裾(下)の部分なので、普通の態勢では作業がとてもしにくく、
こんな風に作業をして下さっていました
↓ ↓ ↓

osaka_entrance_03

完全に寝転がっています。
でも別に怠けているわけではありません。
こうしないと見えないんです。

 osaka_entrance_05

塗りかける土を載せている鏝板(こていた)も、いつもは左手に持っているのですが、
今日は完全に床に置いています。

そしてここを仕上げるのに使っているのが、鶴首鏝(つるくびごて)という、ちょっと変わった形の鏝です。
上の写真で赤丸で囲んでいるのがその鏝です。
鶴の首のように、細長くて、くにゃっと曲がっているので鶴首。

近寄って写真を撮ると、こんな状態で仕事して下さっています。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓
osaka_entrance_04

この職人さん(原さん)を含む京都の山本左官工業さんとは、僕が24歳の時から一緒に仕事をしてもらっているので、なんやかんやでもう24年間もお付き合いしていることになります。
いつもありがとうございます。

この現場ももう完成間近で、今月の20(土)と21(日)には完成見学会をさせて頂けることになりました。

本日、ホームページに見学会のご案内をアップさせて頂きましたので、ご興味のある方は下記ページをご覧頂けると嬉しく思います。

大阪市S様邸 古民家再生工事 完成見学会のお知らせはこちら
(2019.04.20-21 開催)

2018年もどうぞよろしくお願いいたします

新年あけましておめでとうございます。
本年がみなさまにとって、素晴らしい年でありますように!

旧年中はみなさまのお力添えにより、東風スタッフ・大工一同
大変忙しく過ごさせて頂くことができました。
どうもありがとうございます。
心より御礼申し上げます。
<(_ _)>

東風では、数年前からはがきスタイルの年賀状をやめて
写真を盛り込んだ電子メールやブログで、昨年の現場の
状況報告をさせて頂くスタイルをとっています。

今年も2017年に竣工した現場(や竣工写真を撮った現場)
の写真をご紹介して、皆様への新年のご挨拶に代えさせて
頂きます。

兵庫県川西市/Kさま邸 再生工事
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兵庫県淡路市/Sさま邸 再生工事
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奈良県葛城市/Hさま邸新築工事(石場建て)
katsuragi

大阪府泉南市/Kさま邸 再生工事
kita_01
kita_02

 

兵庫県佐用町/Nさま邸再生工事IMG_4432

2017年に竣工した現場は以上です。

上記以外にも、2017年に着工して現在工事中の現場が3軒あります。
来年の年賀状では、そのうちの2軒は竣工写真のご報告ができる予定です。
どうぞお楽しみに。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社 木造建築 東風 スタッフ・大工一同

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