カテゴリー別アーカイブ: 大阪市東住吉区Sさま邸再生工事

大阪市・石場立て伝統構法・古民家再生 内装壁仕上工事

着工してから足かけ3年目に入っている、大阪市内のS様邸古民家再生工事。
いよいよ最終段階の内装壁仕上・左官工事を行っています。

今年の春に、建物に関する一通りすべての工事を終えて住める状態になっているのですが、今回の工事では壁下地を1から(すべての壁の竹小舞を編むところから) やり替えたので、 内装の上塗り工事だけは壁を十分乾かせて柱に移った土壁の水分も抜けるころになってからやりましょうということになり、半年以上時間を空けて上塗りを行っています。

左官工事はもうかれこれ25年以上もお付き合いしている、京都下賀茂の山本左官さんです。

左が砂漆喰。右が白漆喰。
漆喰は既製品ではなく、左官屋さんが自社の工場で独自の配合で作ってくれているものです。
ベテランのお二人。作業を見ていてもさすがの安定感です。
(写真では伝わらないのが残念。動画を撮るべきでした。)
僕が20代のころからお世話になっている原さん。
現場で助けて頂いたことは数知れず・・・。
本炉壇の塗り直しなどもちょくちょく手がけられる、抜群の左官職人です。
ブルーシートの下は板壁なので、漆喰が付着しないように養生しています。

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世界に、300年先も美しい風景を。

2019.04.20-21 再生古民家見学会を開催しました

2019.04.20-21の2日間にわたり、大阪市東住吉区でS様邸 再生古民家見学会を開催しました。
あらかじめご予約を頂いた、合計23名の方にご来場いただきました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

そして今回、快く見学会開催の許可を下さったS様、本当にありがとうございました。

 

不覚ながら、当日の写真を撮っていないことに今頃気づいた始末です・・・。
次回からちゃんと撮っておくようにします。

【構造見学会開催】2018.08.04-05 築135年古民家@大阪市

大阪市東住吉区内にて再生工事中の、築後約135年を経た古民家・Sさま邸。
昨年の夏から工事に取り掛かり、約1年たちました。

解体工事から始まり、土塀のセットバック、
母屋のジャッキアップ・基礎工事~構造補強と屋根下地工事がほぼ終わり、
現在は、土塗り壁下地のための竹小舞編みと、電気配線工事を行っています。

今回、施主様のご厚意により、構造見学会を開催させて頂くことになりました。
ご興味のある方は、当方ホームページの問い合わせフォームから
お申込みの上、ご参加いただけますようお願いいたします。
(下記写真の後に詳細説明があります)

structure_01

structure_02 濃い色で着色されているのは既存の構造材、
塗装されていない木材は、今回新しくした構造材です。

structure_03
↑ 既存柱の根元が傷んでいたところは、金輪継ぎという
伝統的な継ぎ方を用いており、金物を使っていません

structure_04

構造材同士の緊結には、極力金物を用いずに、木製の込栓(こみせん)や
車知栓(しゃちせん)、雇ほぞ(やといほぞ)を用いています。


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土塗り壁の下地は、竹小舞を編んでいます。
structure_06

【開催日時/一般の方向け】
2018年8月4日(土)09:00~12:00 および 13:00~17:00
2018年8月5日(日)13:00~17:00

【開催日時/建築業界関係者(設計者・工務店・職人さん)の方向け】
2018年8月5日(日)09:00-12:00に限らせて頂きます

【開催場所】
大阪市東住吉区内
※現場の詳しい住所は、お申込み頂いた方へお知らせします

【注意事項】
・完全予約制とさせて頂きます。
・一般の方は、1時間に1組のみとし、先着受付します
・お子様もご参加頂けますが、工事中の現場のため、歩きにくいところもあります。
・お車でのご来場は可能です(現場に駐車場があります)
・建築業界関係者の方もご見学可能ですが、上記の決められた時間枠内のみとなります。
業界関係の方は、複数組で同時見学をお願いします

ご見学のお申込みは、下記事項をお書き添えの上
(株)木造建築 東風の問合わせフォームよりお申込み下さい。

・当日同行される参加人数合計
・当日の現場までの交通手段(車・公共交通機関)
・一般/建築業界関係者 いずれか

今回の見学会は、以下のような思いをお持ちの方にとっては、
きっとお役に立てると思います。

1.筋交いや合板を使わずに古民家を耐震補強したい。そのやり方を実際に見たい
2.石場建ての民家再生・構造補強の現場を見てみたい。
3.所有されている古民家の構造補強や再生について、専門家に相談してみたい
3.練り置きした壁土や、竹小舞下地を見てみたい
4.金物(ボルト等)を使わずに、ホゾや栓などで緊結した仕口・継ぎ手を見てみたい

どうぞよろしくお願いいたします。