兵庫県淡路市内の t 様邸で古民家の再生工事が進行中です。
1月末から着工し、現在は構造補強工事を行っているところ。
上の写真のように、大きな荷重を受けていたのに1階に柱が無かったところには新しく柱を入れて梁の負担を減らします。
また、巨大地震時に折れるなど大きなダメージを受けそうな柱には、新たな添え柱を入れて補強してあげるなど、架構全体のバランスを向上させてあげます。
この『全体のバランス』を見極めて判断していくのがなかなか難しいところです。
足元には桧の大きな足固めで柱同士をつないで、構造体をきちんと緊結させながら、大きく変形できるような仕口になっています。
今週末には再び現場へ行って、足元(1階床組み構造体)の補強工事の完了を確認する予定。
今週末は古民家づくしの予定です。
今日・金曜日は兵庫県丹波市で古民家の小屋裏&建具調査。
土曜日は上記の淡路の現場へ。
そして日曜日は奈良県御所市で築250年の古民家の詳細調査です。
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