家具用材としてケヤキを製材しました

久しぶりの製材立ち会いでした。
やはり何度立ち会っても、製材はワクワクします♪
今回挽いてもらったのは、樹齢約100年のケヤキです。
現在工事中の民泊用改修物件で使う家具用材として、芯去りのケヤキの板を挽いてもらいました。
製材して下さったのは、奈良県桜井市のゴトウ木材さん

↑もともとの長さは4800でしたが、曲がりなどもあるので製材の前に真っ二つに切ってから製材してもらいました。
 厚みは180くらいあります。

ゴトウ木材さんは製材の手際がとても良かったです。
今日は3人で製材作業をして下さったのですが、みなさんの動きに無駄がなく、とてもうまく連携がとれていました。
上の写真はキレイな杢目の木が採れるようにと、杢目の芯を製材機に平行に設置するための準備作業をして下さっているところ。

上の2枚の写真は今回のケヤキの木口を撮ったもの。
年輪を数えたらおおよそ100年(98年くらい?)でしたが、この木は若い時にだいぶ苦労したようで、0~50歳くらいまではとても年輪が細かく詰まっている木でした。
板幅は広いところで60㎝ありました。

上の写真はダイニングテーブルの天板用材。
追い柾目で木取りしました。
できあがってきたらまた写真をアップしますので、お楽しみに。

上の写真は板目で幅広の板を製材して頂いているところ。
締まりのあるきれいな杢目が出ました。
これはソファ用材にするつもりです。

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